北のまちふるさとプロジェクトとは、青森県むつ市を拠点に、本州最北端・下北半島の豊かな地域資源を発掘し、都市との交流を基盤とした事業化を図るプロジェクトです。
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“北のまちふるさとプロジェクト”の背景と思い by河野崇章
生まれ育った下北半島

 私の生まれ故郷は本州最北の地、青森県むつ市(下北半島)です。両親の仕事の関係で幼いころから転居を繰り返し、下北地方のあちらこちらで暮らしました。そのため異なる地域の自然や文化、土地の人に接してきました。下北半島は周囲を海に囲まれ、森林が耕地面積の80%ほどを占める、森と海の幸に恵まれた風光明媚な地域です。

東京でのサラリーマン生活を経て

 この地を離れて以来、三十数年が経ちます。東京に居を構えていましたが、50歳を過ぎたころから、これからの人生のことを考えたり、高齢の両親の世話をしなければならなくなったことなどから退職を決意し、東京とむつ市を行き来するようになりました。会社員時代はたまに帰省するものの仕事にかこつけ数日しか滞在せず、故郷のことを顧みることはありませんでした。地域社会や親せき友人との交流もないまま永い年月を過してきました。退職後は仕事の合間を見つけて、年4〜5回ほど往復し長期にわたり滞在する事になりました。

故郷の抱える衰退問題

 そのことで、様々な人やふるさと下北地方の置かれている経済状況や多くの問題の存在を知ることになりました。そのきっかけが先祖伝来の山林や田畑の処分を巡る問題でした。ここ、下北地方を始めとした国内の山林や農地は、所有者の高齢化、作業従事者の減少などが相まって手入れが行き届かず、放置されるなどして荒廃が進んでいます。また、耕作放棄地の増大は歯止めがかからず、農業人口も減少の一途をたどっているのが現状です。食料自給率が40%と低迷している背景のひとつであり、深刻な社会問題になっています。

地域資源の可能性

 山林は単に木材を供給するのみならず、自然災害の防止、森林浴などの憩いの場の提供、魚貝類などが育つ海や川への栄養供給源となるなど、数え切れないほどの役割を担っています。また同時に、近年、山林は地球温暖化防止への大きな役割として、温暖化ガス(二酸化炭素等)の吸収源としての整備も求められており、国民的な関心も醸成されつつあります。しかし、人里離れた山林の荒廃状況を知る人はまだまだ少なく、危機感を持つ人も多くありません。温暖化を防ぐための二酸化炭素の削減は、いまや地球規模の共通したテーマであることは言うまでもありません。
 また、耕作放棄地への対策こそが、食料自給率向上への解決策にもつながると考えられます。

プロジェクト立ち上げ
河野兄弟/左・河野紹視(弟)右・河野崇章(兄)

 山林の保護、耕作放棄地への対応は、今、何らかの対策を講じなければ、将来にわたって禍根を残すことにもなります。
 荒廃山林や耕作放棄地の再生に向けて、私たちはまず下北地方の森林や農地の荒廃を少しでも解消する手段として、多くの企業や、団体、市民の皆さんにこれらの情報を発信し、少しでも理解と協力を得ることを図ります。
 また、必要な資金の循環や事業創生を促すスキームやビジネスモデルを構築することで、これらの問題を解消して行きたいと考えています。
 これらの事業は誠実で透明性があり、将来に亘り継続的に行われることが約束されなければなりません。そのための強い志をもって、あらたな事業として取り組んでいきたいと思っています。皆様には、私たちの思いと考え方を充分にご理解いただき、ご協力をいただきますようお願いいたします。

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